経営戦略の種類について解説
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2022/10/15
コラム
経営を行う上で、綿密なプランを立てることは重要ですよね。
しかし「経営戦略」とは、具体的にどのようなことなのでしょうか?
当記事では、経営戦略の種類についてお話させていただきます。
▼経営戦略とは
経営戦略とは「経営の目的を達成するためのシナリオ」です。
具体的なアプローチだけでは目標を達成しづらいため、従業員の意識を同じ方向に向けるための指針が「経営戦略」です。
▼種類
経営戦略の種類は、主に3つあります。
■全社戦略
企業全体の「長期的な経営戦略」です。
どのような事業を行うのか、そのために経営資源はどうするのかを考えます。
企業の体制や方針を決め、買収・撤退・資金調達などについて戦略を立てるのです。
■事業戦略
部門や部署ごとの戦略です。
行っていく事業が、どうやって顧客を満足させることで競争から生き残れるのか作戦を立てます。
具体的には顧客の要望や嗜好の変化を分析しながら、自社の強みを生かして製品を改良・開発していくことです。
事業戦略は、必ず全社戦略に基づいています。
■機能別戦略
事業戦略をもとに、具体的に何をどうするかについて各機能ごとに立てる作戦です。
機能別戦略を立てることで、従業員が具体的にどのようなことを行う必要があるか明らかにできます。
各機能とは「人事・営業・販売・財務」などです。
▼まとめ
経営戦略は全社戦略に基づいて事業戦略を立て、事業戦略に基づいて機能別戦略を立てています。
経営の目標を達成するために、従業員の意識を同じ方向に向けるために必要なものです。
弊社では、小さな課題から大きな目標まで幅広くコンサルティングしてお客様をサポートいたします。