事業承継の方法について詳しく解説 | コラム | 東京都千代田区 二重橋前駅【CONCERTO】

近年、事業承継の目途が立たないために、業績が良い会社が廃業してしまうという中小企業の増加が社会問題になっています。
事業承継を成り立たせるためには、いくつかの方法があることをご存じでしょうか。
今回の記事では、事業承継の方法に関して解説します。

▼事業承継の方法について
■親族内承継
経営者の子どもなどの親族に事業を承継させる方法で、日本ではオーソドックスな事業承継の方法です。
ただし、近年では少子化や働き方の多様化で、必ずしも子どもなどが親の事業を承継しない事例が増えています。
この方法の一番のメリットは、社内や周囲に受け入れられやすいことです。

■社内承継
会社内の従業員や役員を後継者とする方法です。
社内承継では、社内に精通した人物を指名することで、経営の一体性を保てます。
従業員からの信頼の厚い人物を選べば、承継後の混乱も避けられるでしょう。

■第三者承継・M&A
親族内にも社内外にも適当な後継者が見当たらないような時に、会社あるいは事業そのものを売却することです。
経営者・従業員・取引先の全てに良い選択になる場合もあるので、十分に検討する価値がある手法です。
実際にM&A案件で、売却希望会社の理由の多くが後継者不在によるものです。

▼まとめ
事業承継を成り立たせるための方法は親族内承継・社内承継・第三者承継の3つです。
事業承継を成功させるためには、後継者選定・後継者教育・周囲への周知などさまざまな手続きが必要です。
したがって、現経営者だけで全てを行うのは困難なので、できるだけ早いタイミングで専門家に相談しましょう。
第三者承継・M&Aのご相談であれば経験豊富なCONCERTOにご相談ください。
M&Aに関する知識・経験が豊富なコンサルタントとして丁寧にサポートいたします。